シニア委員会 活動
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シニアサッカーでジョッカー(※1)を応援
宮古島において、女子がサッカーをプレー出来る環境を応援する為、定期的に宮古高校グラウンドで「シニアメンバー」と「ジョッカー」の練習試合を行っている。
宮古島では、女子がサッカーをプレーする場合、小学校・中学校までは男子と同じチームでプレー可能であるが、高校生になると女子単独でのチーム活動になる。しかしその高校では、唯一「県立宮古高校」だけが女子サッカー部がある現状である。
その中であって、高校生になると男子とのフィジカルの差、且つ他校に女子サッカー部が無い事から実践的な練習に苦慮していた。
そこで10年ほど前、「友利聡さん」が発起人となり、宮古島サッカーのシニアメンバーを中心に、宮古高校女子サッカー部の練習相手として胸を貸す事とした。
それから10年。宮古高校女子サッカー部は発展を遂げ、県内でも有数な強豪校として名をはせた成長を見せている。今では、シニアVS宮古高校女子サッカー部の練習試合ではシニアが負ける事もあり、シニアメンバーは、女子サッカーの成長を肌で感じ、「悔しい気持ちよりも嬉しい気持ちの方が大きい!」と話す。
又、時には女子中学生も加わり、結果、宮古女子サッカー全体の実力底上げに繋がっている。
また、シニアはサッカーの実践的な練習相手や指導だけではなく、練習に参加したメンバーから気持ちを募り募金活動も行っており、資金面でも宮古高校女子サッカー部を応援、支えている。その募金は、大会ごとに贈呈し、宮古高校女子サッカー部の遠征費用や備品購入等に充てられている。※地域対抗女子サッカー大会 宮古代表へも寄付金を贈った。
発起人である友利聡さんは、「自分がやりたくて始めた事。」と謙虚に話すが、シニアのメンバーはその気持ちに賛同するよう練習日には集合し、一緒にサッカーを楽しみながら指導を行っている。
現在、シニアの中心メンバーは主に50代~60代。
今後も「シニアサッカーの盛り上がり」と「宮古高校女子サッカー部」の益々の発展を願い、この活動を続けていける事を自らの「元気の源」として活動していく。
シニア委員会
委員長 羽地 克也
※1宮古高校女子サッカー部、略して「ジョッカー」
真中が友利聡さん
募金箱
練習風景